入院・治療の流れ、治療後のこと

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治療の流れ

治療はおおむね次のような手順で行われます。

  • 1消毒、麻酔
  • 2シースの挿入
  • 3心臓電気生理学的検査
  • 4カテーテルアブレーション
  • 5治療効果の確認、止血

1. 消毒、麻酔

カテーテルを挿入する場所を消毒し、消毒した部分に局所麻酔を行います。また、無菌状態を保つため、全身を覆うように滅菌した布をかけます。手術は通常、局所麻酔で行われるため、意識のある状態です。もしも痛みが強い場合は、薬を追加します。

2. シースの挿入

シースの挿入カテーテルを通すためのシースと呼ばれる管を、血管内に挿入します。局所麻酔が効いたことを確認してから行いますが、ぐっと押されるような感じがあります。その後シースを介して、施術に必要なカテーテルを血管内に挿入し、心臓内の各部位に留置します。

3. 心臓電気生理学的検査

心臓の中に複数の検査用のカテーテルを入れ、心臓内部の心電図をとります。体表面からとる通常の心電図では分からない、詳しい情報を得ることができます。この検査によって、治療が必要な部位を特定し、アブレーションを行います。

4. カテーテルアブレーション

治療用のアブレーションカテーテルを心臓内に挿入します。必要な部位にアブレーションを行い、不整脈の原因となる異常な電気回路を遮断します。熱さ(高周波アブレーションの場合)や軽い痛みを感じることもありますが、万が一我慢できないような場合は医療スタッフに伝えてください。

5. 治療効果の確認、止血

アブレーション実施後、電気刺激などにより、異常な回路が遮断されたかどうかを確認します。効果が認められない場合は、再度アブレーションを行います。効果が認められた場合は、カテーテルをすべて抜き、挿入部位を10 ~ 20分程度圧迫して止血します。手術後しばらくは、病室に戻ってからもベッドの上で安静にしてください。