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心臓の電気刺激の流れと心電図

心臓の電気刺激の流れと心電図

心臓の規則正しい拍動は、心臓内の洞結節と呼ばれる場所で作り出される電気信号によってコントロールされています。ここでは1 分間に70 回前後の電気信号が作られます。その電気信号は、刺激伝導系と呼ばれる心臓内に張りめぐらされた電気の回路を通って伝わっていきます。まず電気信号は心房を通過して心房の筋肉を収縮させます。続いて、心臓中心部にある房室結節と呼ばれる場所を通って左右の心室に伝えられ、心室の筋肉を収縮させます。このように、心房と心室が順に収縮することで、心臓全体がリズミカルに拍動し、血液を送り出すポンプとしての役割を果たします。

心電図は、この心房や心室を伝わる電気信号を検出して、それを波形として書き出したものです。心臓の病気では、心電図にも正常とは異なる変化が現れることがあります。医師はその心電図の波形の変化を読み取ることで、心臓の病気を診断します。