不整脈治療のこと

知っているから選択できる

不整脈の治療

不整脈の治療は、その原因となる疾患、その他の病気や治療による身体への影響など、様々な問題を考慮して決定されます。治療法は、薬を使った治療(薬物治療)と薬以外による治療(非薬物治療)の2つに大きく分けられます。これらの治療法が単独で行われる場合もあれば、併用されることもあります。

薬を使った治療(薬物治療)

薬を使った不整脈の治療は、頻脈性不整脈に対して主に抗不整脈を使用して行われます。徐脈についてはペースメーカが第一選択ですが、症状が軽い場合に薬物治療が行われることもあります。期外収縮で薬物治療がされることは多くありませんが、症状が強い場には薬物治療が行われます。心房細動に対する薬物治療は、次ページで詳しく説明します。

薬以外による治療(非薬物治療)

薬以外の治療法としては、ペースメーカ植込み型除細動器(ICD)などの医療機器を体内に植込むデバイス治療、カテーテルアブレーション外科的心臓手術などがあります。ペースメーカは徐脈性不整脈の治療に使われます。体内に植込まれた機器から心臓へ一定のリズムで電気信号を送り、心臓の拍動を助けます。ICD は、突然死の原因となる心室性の頻脈性不整脈に対して、使用されます。カテーテルアブレーションや外科的心臓手術は、不整脈の発生源や回路を遮断することで根治を目指す治療方法です。カテーテルアブレーションについては、次章でより詳しく説明します。

チャート
頻脈 徐脈 期外収縮
薬物治療
症状が強い場合
ペースメーカ
植込み型除細動器
(ICD)
カテーテル
アブレーション

症状が強い場合
外科的手術